時代はDVD/Blu-rayメディアからたった1つのファイルへ。
映像ファイル、スライドショー、字幕、音声そしてメニューを1つのファイルにオーサリング。
時代はDVD/Blu-rayメディアからたった1つのファイルへ。
映像ファイル、スライドショー、字幕、音声そしてメニューを1つのファイルにオーサリング。
価格: 3,850円 (税込)
複数の映像コンテンツをメニューやチャプターともに1つのファイルに格納することが可能なペガシスオリジナルの次世代映像ファイルフォーマット"PGMX"を作成するためのソフトウェアです。 DVDやBlu-ray などの光学メディアに依存せず、1ファイルでDVDのようなメニュー動作、再生を実現します。初めてのかたでも簡単にメニューを追加できる優れた自動作成機能や、スライドショー作成機能、スマートレンダリング機能など様々な機能が実装されています。多くの動画ファイル入力に対応しており、簡単にPGMXファイルを作成することができます。
”めんどくさい” から始まった製品コンセプト
”めんどくさい” から始まった製品コンセプト
ペガシスでは、DVD-Video、Blu-ray向けのオーサリング(作成)ソフトウェアを長年開発して参りました。
DVD-Videoの普及から20年が経とうとしており、大容量化やPCの普及は大きく進みましたが、メニュー付きの視聴用のコンテンツにおいては、未だ大きな変化は無く、DVD、Blu-rayとして作成したフォルダーを光学メディアに書き込まなければなりません。書き込むためにはドライブに光学メディアを挿入し、また再生するにも光学メディアを挿入しなければなりません。大容量化が進んだとは言え、ハードディスクとの乖離は大きく、容量の制限に悩まされ、光学メディアへの書き込みに時間を取られ、またビットレートや解像度などの規格制限内でコンテンツを作成しなければなりません。
このような中、ペガシス社内では、"作成したコンテンツを今すぐ視聴したい”、"どこにでも手軽に持ち歩きたい"そして"できる限り自由にコンテンツを作成したい" という欲求を満たす新たなフォーマットと作成ソフトを開発するというプロジェクトがスタートいたしました。そのプロジェクトは、独自フォーマット"PGMX"、そして作成ソフト「TMPGEnc PGMX CREATOR」として今回実現するに至りました。
TMPGEnc PGMX CREATOR はあなたに新たなステージを切り開きます。
PGMXとは?
PGMXとは?
PGMX ファイルとは、 Pegasys Multi Media Box の略称で、複数の映像コンテンツをメニューやチャプターともに1つのファイル (.pgmx/.mkv)に格納することが可能なペガシスオリジナルの次世代映像ファイルフォーマットです。映像はH.264/AVC を採用し、最大の特徴はDVDやBlu-ray などの光学メディアに依存せず、一般的なデータファイルと同様に移動、コピーが可能であり、且つMP4ファイルのような通常の動画ファイルのように1ファイルで複数の動画へのリンクやメニュー動作を実現していることにあります。複雑なフォルダー構成などもありませんので、ハードディスク、CD、DVDなどメディアを問わずに簡単に持ち運び、クリック1つでの再生を実現します。ペガシスオリジナルのフォーマットであるため特定の規格に依存せず、自由度の高い構成でメニュー付きの動画を作成することができます。映像フォーマットは高画質高圧縮なH.264/AVC を採用し、4K解像度(4096x2304)まで出力することができます。
クリックだけで簡単再生
クリックだけで簡単再生
PGMX ファイルは、専用フリーソフト "TMPGEnc PGMX PLAYER" にドラッグするか、ダブルクリックするだけで即座に再生を開始することができますので、事前の準備や知識はほとんど不要です。TMPGEnc PGMX PLAYER は僅かな時間で即時に起動しますので、TMPGEnc PGMX CREATOR でのPGMXファイル出力完了から僅か数秒でメニュー付き動画を楽しむことが可能です。メニューの操作は一般的なDVDプレイヤーの操作と同様ですので、TMPGEnc PGMX CREATOR をお持ちで無い方も簡単に動画を楽しむことができます。
初めてでも安心。PGMX ファイルの作成
初めてでも安心。PGMX ファイルの作成
TMPGEnc PGMX CREATOR での作成は適時表示される指示に従って進行するウィザード形式で進行しますので、初めての方でも簡単にPGMXファイルの作成を行うことができます。すべての画面が直感的に操作できるインターフェースとなっていますので、カット編集やチャプターの設定、字幕の追加も簡単に行うことができます。メニューの追加もテンプレートからお好みのメニューを選択するだけ自動設定されるテンプレートが用意されていますので、難しい知識は何もいりません。
最短5秒で完成 PGMXメニューの作成
最短5秒で完成 PGMXメニューの作成
TMPGEnc PGMX CREATOR のメニュー作成は、初めてのかたでも簡単にメニューを追加できる優れた自動作成機能を搭載しています。お好きなメニューテンプレートを選択し、画面の指示に従って進むだけで、そのまま出力可能なメニューが自動で作成されます。チャプター名やタイトルなども自動で読み込まれますので、最短では5秒以内でメニューが完成します。テンプレートで作成したメニューでも、背景やボタンなどの装飾追加・変更や、タイトルの入れ替えなども、分かり易い編集画面から簡単におこなうことができます。もちろんパーツ構成から作成するオリジナルメニュー作成機能を利用することで、多様なメニューデザインを幅広く作成することができます。
PGMXフォーマットは、特定の規格に依存していませんので、オリジナルメニュー作成では解像度やアスペクト比も気にせず(例えば縦:2000ピクセル x 横:1000ピクセルなど)作成いただくことが可能です。
縦2000x横1000ピクセルメニューのデモ動画
こんなこともできます。ハイライトマスク機能
こんなこともできます。ハイライトマスク機能
メニューのクリック位置を表示するハイライト(フォーカス)を前面オブジェクトでマスクすることが可能ですので、マウスホバー時のアクセントとしてよりメニューを引き立て、よりデザイン性の高いイメージを持たせることができます。
高速、高画質出力を実現。スマートレンダリング機能
高速、高画質出力を実現。スマートレンダリング機能
PGMXファイル の映像フォーマットに準拠する映像/音声形式であれば、スマートレンダリング機能を使った出力を行うことができます。スマートレンダリングとは、動画すべてをエンコード(映像圧縮)するのでは無く、カットや動画ファイルの結合点の必要最小範囲のみエンコード処理して出力することができる機能であり、必要部分以外はもとの映像品質を損なわずに出力することができます。またエンコード自体を行いませんので、非常に高速な出力を行うことが可能になります。
アレンジ次第で更に魅力的に。クリップ間トランジション機能
アレンジ次第で更に魅力的に。クリップ間トランジション機能
スライドショー機能での静止画と静止画の切り替え時はもちろん、入力した動画クリップと動画クリップの間にもトランジション機能による場面転換エフェクトを施すことが可能です。動画クリップ以外にも、「単色・静止画タイル表示・グラデーション」クリップと組み合わせることもできます。トランジションのパターンは170種類以上が搭載されています。
複数の字幕/音声ストリーム入出力に対応
複数の字幕/音声ストリーム入出力に対応
入力素材(ファイルやDVD/Blu-ray等)の字幕データやクローズドキャプションを最大8ストリームまで、音声は最大4ストリームまで取り込むことが可能です。それぞれ取り込んだ字幕データや音声は、そのまま PGMX ファイルとして出力できます。
もちろん新規に追加することも可能ですので、取り込んだ字幕ストリームに、更に字幕を追加して出力することも可能です。またPGMXファイルはテキスト字幕の格納にも対応していますので、字幕のフォントや表示レイアウトをプレイヤー側で調整することも可能です。
*入力可能な字幕フォーマットには制限がございます。
その他の強力な機能
その他の強力な機能
映像エンコーダーには "x264" を搭載!
映像エンコーダーには "x264" を搭載
TMPGEnc PGMX CREATOR に搭載されるH.264/AVC 標準エンコーダーには、ペガシス製品はもとより、YouTubeやFacebook等で採用され、いまや世界中でその存在を知らしめている高品質エンコードエンジン"x264"を採用しています。x264の持つ最高の画質とペガシスの持つ映像ノウハウとの連携は、元の動画品質をできる限り維持したい場合においても、容量を調整したい場合においても安心と確かな満足をユーザーにもたらします。
高速なカット機能はあなたを虜に
高速なカット機能はあなたを虜に
TMPGEnc PGMX CREATOR には不要な範囲を選択して、ハサミボタンを押すだけの簡単、高速カット機能を搭載しています。 その他選択範囲外のカットや、映像を複数のパーツに分割する機能など多数の機能の編集画面には搭載しており、その多くがボタン1つで完了いたします。多くのユーザーを虜にしてやまないTMPGEncの高速カット機能を是非体感してください。
バッチツールによる連続出力機能
バッチツールによる連続出力機能
バッチツールに複数のプロジェクトを事前登録しておくことにより、出力処理のみを連続で行うことが可能です。特に高解像度の映像やモーションを含むメニューページを書き出す際は、多くの時間を必要とすることがあります。またパソコンのスペックが高く無い場合は、他の作業に影響することもあります。そのような場合にはバッチ機能を使用することで、夜中や不在時に一気に書き出し作業を行うことができます。
スライドショームービーの作成
スライドショームービーの作成
TMPGEnc PGMX CREATOR で対応する入力素材は動画だけではありません。写真あるいは写真が含まれるフォルダーを指定するだけで簡単にスライドショーを作成することができます。旅行やイベントなどの思い出にスライドショームービーとしてPGMXファイルを作成し、友人、知人にインターネットを通じて配布する、といったことももちろん可能です。
オリジナルのメニュー部品をつくろう!
オリジナルのメニュー部品をつくろう!
TMPGEnc PGMX CREATOR 向けのテンプレートや背景など、随時新たなパーツがリリースされる予定ですが、搭載される"メニュー部品作成ツール"を利用して、自分だけのオリジナル部品を作成することができます。メニュー部品作成ツールにおいても画面の指示に従うだけですので、特に知識は必要ありません。またAdobe社のPhotoshopデータ(PSD)のレイヤー構造にも対応し、より簡易に作成することも可能となっています。
「CUDA™」「Intel® Media SDK(QSV)」対応環境での高速デコード/エンコードに対応
「CUDA™」「Intel® Media SDK(QSV)」対応環境での高速デコード/エンコードに対応
デコード処理、エンコード処理においてNVIDIA社の提供する技術CUDA™およびインテル社の提供するIntel®Media SDK (Quick Sync Video) をサポートしていますので、それぞれの強力なデコード・エンコード支援を受けた処理が可能となります。HDサイズ以上でのファイル出力において特に効果を発揮します。
※NVIDIA グラフィックドライバー「340.52 WHQL」「340.43 BETA」以降のバージョンでは、CUDA エンコーダーを使用できません。
あらかじめご了承願います。
※CUDA、Intel Media SDK の各機能をご利用になるには、それぞれに対応した環境が必要になります。
MPEG-TS/PGMX/Blu-ray/DVD などのタイトル別入力に対応
MPEG-TS/PGMX/Blu-ray/DVD などのタイトル別入力に対応
マルチ編成映像ファイル (映像・音声・字幕などが複数存在しているストリーム) や、映像の途中で解像度が変更されたファイルなどを可能な限り詳細に解析し、表示/選択が可能です。ひとつのファイルに複数の映像や音声が含まれている場合、通常は一番目のファイルしか読み取ることができませんので、目的の映像を入力するために手間が掛かる、もしくは読み取れない場合があります。TMPGEnc PGMX CREATOR では内包される動画を一覧で表示し、簡単に入力動画を読み取ることができます。
※日本のデジタル放送など、暗号化あるいはコピーガードされたファイルは入力できません。
※TMPGEnc PGMX CREATOR で対応していない映像/音声フォーマットは読み取ることができません。
容量調整機能
容量調整機能
目標サイズを指定することで、出力するファイルサイズを簡単に調整することができます。また目標とするサイズは画面したのゲージでいつでも確認することができますので、容量を調整しながら随時編集といったことも可能となっています。 *容量表示は推定での目安となっており、実際の出力サイズとは誤差が発生する場合があります。
その他多数の高機能群を搭載しています。
その他多数の高機能群を搭載しています。
Topic: MKV 互換出力について
Topic: MKV 互換出力について
PGMX ファイルは基本的な構造部においてMKVコンテナファイルと互換性がございます。
以下の方法で、MKV互換ファイルを出力することができます。
■トラックは1つのみとする。トラックが複数存在しても問題はありませんが、PGMX非対応プレイヤーでは2つ目以降のトラックは無視されます。
■メニューは存在していても問題はありませんが、PGMX非対応プレイヤーではメニューの表示はされません。
■字幕を出力する場合は、トラック設定:字幕出力設定にてプレーンテキスト字幕を選択する。画像字幕が存在していても問題はありませんが、PGMX非対応プレイヤーでは表示はされません。
■出力拡張子を.mkv に変更する。
*上記による出力ファイルにおいても、すべてのプレイヤーでの再生を保証するものではありません。
対応PC | IBM PC / AT 互換機 (特にノートPCの場合、十分に冷却が行われるようご注意ください) 仮想環境などでの動作はサポートしておりません。 |
対応OS |
- Windows 11 - Windows 10 (32bit/64bit版) - Windows 8.1 (32bit/64bit版) - Windows 8 (32bit/64bit版) - Windows 7 (32bit/64bit版) |
CPU | SSE2 命令をサポートした Intel Core 2 / Core iX 以上、AMD Phenom II 以上 * |
メモリ | 2GB 以上 (ページファイルを合計 2GB 以上指定必須) ** |
HDD空き容量 | 本体600MB 程度+入力する動画ファイルの容量に応じた作業領域が必要 |
画面解像度 | 1024 x768 ピクセル以上 |
HDD フォーマット | NTFS ファイルシステム推奨 *** |
必須環境 | DirectX 9c 以降がインストールされていること |
その他 | インターネット接続環境必須 (インターネット接続によるライセンス認証、ソフトウェアのアップデートに必要) |
推奨 OS | Windows 7 / 8 / 8.1 /10 /11 64 bit版 |
CPU | Core i7 2.66GHz 以上 もしくは同等性能以上のCPU 多コア環境、AVX2命令搭載 CPU で、より高速に動作します。 |
メモリ | 4GB (ページファイルを合計 4GB 以上指定必須) |
画面解像度 | 1920x1080 ピクセル以上 |
ビデオカード | GeForce GT 550 以上の CUDA 使用可能なビデオカード |
** 2GB 未満で、ソフトウェアが正常に動作しない可能性がある場合、起動時に警告が表示されます。また、搭載メモリが 1GB 以下の場合、本ソフトウェアはご使用になれません。
*** 4GB を超えるファイルは FAT32 形式の HDD には出力できません。NTFS 形式 の HDD に出力してください。FAT32 形式の HDD をご使用のパソコンや FAT32 の外付けドライブなどをお使いの場合は、NTFS 形式への変換が可能な場合がございますので、ご使用機器の取扱説明書をご確認頂くか、各メーカー様へお問い合わせください。
- お使いのパソコン、編集ソフト、エンコードソフト、ライティングソフト、およびキャプチャ機器などの取り扱い説明書も併せてご覧ください。
- 著作権法に触れる行為は行わないでください。
- 製品仕様は将来予告なしに変更される場合があります。
- 製品の仕様は予告無く変更される場合がございます。
- TMPGEnc、PGMX 及び TE 記号は株式会社ペガシスの登録商標です。
- Microsoft,Windows,DirectShow,DirectX は米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標です。
- Windows Media は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における商標です。
- This software is based in part on the work of the Independent JPEG Group.
- QuickTimeは、米国およびその他の国々で登録された Apple Inc. の商標です。
- Dolby、ドルビー及びダブルD 記号はドルビーラボラトリーズの商標です
- 「CRIWARE」は日本およびその他の国における株式会社CRI・ミドルウェアの登録商標または商標です。
- DivX and associated logos are trademarks of DivX, Inc. and are used under license.
- MPEG Layer-3 audio coding technology licensed from Fraunhofer IIS and Thomson.
- MPEG-4 AVC video coding technology licensed by Fraunhofer IIS (Decoding)
- This product is licensed under U.S. Patents 6,526,219 and 8,150,239.
- FLAC - Free Lossless Audio Codec: Copyright (C) 2000-2009 Josh Coalson Copyright (C) 2011-2013 Xiph.Org Foundation
- xbyak - Copyright (c) 2007 MITSUNARI Shigeo. All rights reserved.
- vorbis ogg - Copyright (c) 1994-2004 Xiph.org Foundation
- WebM - Copyright (c) 2010, Google Inc. All rights reserved.
- Mersenne Twister - Copyright (C) 1997 - 2002, Makoto Matsumoto and Takuji Nishimura,
- zlib - Copyright (C) 1995-2013 Jean-loup Gailly and Mark Adler
- その他、本書に記載されている各種名称,商品名,社名などは、各社の商標または登録商標です。