内容
『トラックに必要な音声がありません』
『トラックに必要な音声ストリームがありません』 って何?
【シミュレーション】または【書き出し】開始時に下記のメッセージが表示される場合があります。これは、トラックの音声にMPEG-1 Audio Layer Uが含まれていることを知らせています。
このメッセージは、MPEG-1 Audio Layer U音声が含まれている場合、まれに一部の再生プ レーヤーやカーナビゲーションの再生機能などで音声が正しく再生されないことがある為の警告ですが、現在の製品においてはほとんど発生する事はございませんので、古い再生機器を使用されない場合においては、画面右下の「継続する」ボタンをクリックして、このまま作業を続けて問題ございません。
古い再生機器などを使用された際に音声が正しく再生されない場合は、トラックの設定で MPEG-1 Audio Layer Uを Dolby Digital か Linear PCM に変更することで回避できます。
下記の手順で音声形式を変更しましょう。
1. 現在の音声形式を確認します
をクリックし、現在の音声形式を確認しましょう。
音声1がDVD規格外のMPEG-1 Audio Layer Uになっていることが確認できます。
2. トラックの設定を変更します
変更するビデオファイルが含まれるトラックの
[設定]
ボタンをクリックします。
3. 【トラックの設定】画面が開きます
[音声設定]
タブをクリックし、音声設定画面を表示します。
4. 音声1の出力設定を変更します
をクリックし、リストから
[下記設定ですべての音声を再エンコード]
を選択します。
5. ストリーム形式を変更します
をクリックし、リストから
[Dolby Didital]
または
[Linear PCM]
を選択しましょう。
ここでは
[Dolby Digital]
を選択しました。
Linear PCMは高音質ですが、無圧縮音声のため、書き出されるファイルのサイズも大きくなります。
6. 音声の設定が完了しました
[OK]
をクリックし、トラックの設定画面を閉じます。
これで完了です。
【シミュレーション】または【書き出し】でメッセージが表示されないか確認してみましょう。
いつも同じ音声形式で出力するには・・・
入力音声形式に関わらず、いつも特定の音声形式で書き出したい場合、環境設定で設定しておくと便利です。
常に「Dobly Digital」音声で書き出しを行うように設定してみましょう。
1. 【オプション】から[環境設定]をクリックします
【オプション】から
[環境設定]
をクリックします。
2. [DVD-Video設定]をクリックします
[DVD-Video設定]
をクリックします。
3. フォーマットの変更を変更します
[フォーマットの変更]から
「初期設定をすべて以下のフォーマットにする」
を選択します。
4. ストリーム形式を変更します
[ストリーム形式]から
「Dolby Digital」
を選択します。
5. 設定が完了しました
画面右下の
[OK]
ボタンをクリックして画面を閉じます。
これで完了です。様々な音声形式のファイルを入力しても、書き出し時には常に「Dobly Digital」音声に変換されます。
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