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 HDVカメラで撮影した映像を取り込み編集しよう
(HDVカメラからのキャプチャ)

 
HDVカメラで撮影した動画の取り込み(キャプチャ)方法をご紹介します。 HDVカメラから取り込んだハイビジョン映像は、画質の劣化を最低限に抑えて高画質のままBlu-rayディスクに収録することができます。
TMPGEnc Authoring Works 4では、HDVカメラの他に、DVカメラなどの機器からも直接映像を取り込むことができます。

作業前の準備
パソコン側のIEEE1394端子とHDVカメラをIEEE1394ケーブルで接続し、HDVカメラの電源をONにします。HDVカメラ側で取り込みたい箇所まで頭出しをしておきましょう。

IEEE1394 (i.LINK)経由での取り込みが可能です。
USB経由での取り込みは行えません。また、アナログでの取り込みは行えません。



1. フォーマットを選択します
スタート画面
【TMPGEnc Authoring Works 4】を起動します。

 をクリックし、作成するフォーマットを選択しましょう。ここでは [Blu-ray(日本 ・北米向け)] を選択します。




2. プロジェクトを開始します
スタート画面
中央の大型ボタンから[新規プロジェクトを開始する] をクリックします。

すると、自動的に入力設定 へ進み、[追加ウィザード]が表示されます。



3.クリップの追加方法を選択します
追加ウィザード画面
DV/HDVカメラからキャプチャして追加する
「DV/HDV 機器からキャプチャして追加する」をクリックします。


エラー
エラーが表示される場合は、パソコンとHDVカメラがIEEE1394ケーブルで正しく接続されているか、またHDVカメラの電源が入っているかをご確認ください。



4. HDVカメラを確認します
DV/HDV機器からのキャプチャ
[キャプチャ機器名]
接続したHDVカメラが表示されていることを確認します。


ダイレクトキャプチャとは?
DVテープに録画した映像を取り込むのではなく、カメラのレンズが写している映像をそのままリアルタイムで取り込む方法です。ダイレクトキャプチャを行う場合は、 DVテープを使用しないモードでキャプチャする(ダイレクトキャプチャ)」を選択しましょう。



5. ファイルの保存先とファイル名を指定します
DV/HDV機器からのキャプチャ
[保存先フォルダ]
取り込むファイルの保存先が表示されます。
任意の場所に変更する場合は、多くの空き容量のあるハードディスクを指定することをオススメします。

[保存ファイル名]
保存する際のファイル名を指定します。
DV/HDV機器からのキャプチャ
ここでは、初期設定のまま進みましょう。

[次へ] をクリックします。



6. 取り込みを実行して映像を取り込みます
DV/HDV機器からのキャプチャ
キャプチャ開始
「キャプチャ開始」ボタンをクリックして取り込みを開始します。
(取り込み中は、「キャプチャ停止」ボタンになります。)
DV/HDV機器からのキャプチャ
キャプチャ終了
[キャプチャ停止]ボタンで取り込みを停止します。

HDVカメラ側で再生/停止の操作を行った場合も、同様に取り込むことができます。

HDVカメラからの取り込みの場合、撮影時の開始・停止のタイミングでファイルが分割されます。




7. 取り込みたいファイルを選択します
DV/HDV機器からのキャプチャ
@取り込みたいファイルを選択します。
全選択ボタン をクリックすると、リスト内の全てのファイルが選択されます。

Aファイルを選択したら、画面右下の[OK]ボタンをクリックして画面を閉じます。



8. 追加方法を指定します
追加ファイルの選択
7.で複数のファイルを選択した場合
[クリップ追加動作]画面が表示されます。

ここでは、[現在のトラックへすべてのクリップを追加] を選択しましょう。



9. [編集用プロキシ作成確認]画面が表示されます
編集用プロキシ作成確認
「今回は作成しない」を選択しましょう。

編集用プロキシについて
ハイビジョン映像など、パソコンの性能によっては、動作が重くなり編集作業がしづらい場合、編集用プロキシを作成しておくと良いでしょう。 編集用プロキシファイルを用いて仮想的に編集などを行うことで、作業を快適にします。



10. ビデオファイルが追加されました
入力設定画面
HDVカメラから取り込んだ横縦サイズ1440×1080のハイビジョン映像ファイルは、Blu-ray(BDMV)NTSCで作成するとスマートレンダリング(スマートレンダリング)として認識されます。最小範囲のみを再エンコードするため、画質の劣化が少なく、高画質のまま高速に処理が可能です。

SONY製HDVカメラなどで採用されている1440x1080で撮影されたハイビジョン映像のファイルはBlu-ray(BDMV)NTSC向けにおいてスマートレンダリングで処理することができます。 (ビクター製HDVカメラなどで採用されている1280x720のハイビジョン映像は、フレームレートが59.94fpsの時に可能です。)
スマートレンダリングについては、「SRとFRとは?」を参照ください。
※トラックの設定(SDサイズ設定時など)によってスマートレンダリングできない場合があります。



各クリップをダブルクリックすると、編集画面が表示されます。
カット編集の詳しい方法は、カット編集を参照ください。

 キャプチャ中にエラーが表示されてしまう場合は?
「書き込み速度が追いつかない」などのエラーが表示される場合、カメラからの読み取り・映像情報の転送に遅延が発生している可能性があります。その際は、以下の方法をお試しください。
 ●パソコンとDV/HDV機器を繋ぐケーブルを交換
 ●パソコンのハードディスクのデフラグを実施
 ●セキュリティソフトに阻害されている可能性もありますので、ご使用のセキュリティソフトの設定の見直し




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