TMPGEnc Video Mastering Works のDVD-Video出力設定では、アスペクト比率 4:3 を選択することもできますが、なぜ 16:9 を選択するのでしょうか?
実際にアスペクト比 4:3 で出力してみましょう。
ビデオカメラで撮影したハイビジョン映像(1440×1080、16:9)をTMPGEnc Video Mastering Works 7 に入力し、「DVD-Video 向け MPEGファイル・720×480・
アスペクト比率4:3」の出力設定で変換しました。
入力したクリップの情報画面
出力設定画面
次に、変換した DVD-Video 向け MPEGファイルを DVD/Blu-ray作成ソフト TMPGEnc Authoring Works 4 で DVD を作成し、パソコンで視聴してみると、上下に黒帯がついて表示されました。
さらに、同じ DVD を 16:9 のテレビで視聴した場合、黒帯が上下左右に表示されてしまいました。
パソコンで表示した場合(上下に黒帯)※ 図はイメージです。
16:9 のテレビで表示した場合(上下左右に黒帯)
せっかく撮影したハイビジョン映像をパソコンでもテレビでも出来る限り画面に大きく表示させて視聴したい場合は、DVD-Video出力設定では、「アスペクト比率16:9」を選択しましょう。