内容
チャプターを設定しよう
チャプターは、映像の区切りや任意の箇所に設定して、そのポイントへ簡単に移動するための印です。任意のシーンにチャプターを設定することで、再生機器でディスクを再生する時に、早送りや巻き戻しを行うことなく任意のシーンからすぐに再生を開始することができます。
特に長時間に渡る映像をディスク化するときなどは、任意のポイントにチャプターを設定しておくと、見たいシーンからすぐに再生できるので便利です。
任意のシーンを選んでチャプターを設定する場合はこちら
条件を指定して自動でチャプターを設定する場合はこちら
※ クリップの先頭には、必ず自動でチャプターが挿入されます。(トラックの先頭のクリップにチャプターは必須です。)
任意のシーンを選んでチャプターを設定する
1. クリップの編集画面を開きます
チャプターの追加は、クリップの編集画面で行います。
2. チャプターを設定したいシーンを表示させます
再生ボタンや早送り、シークバーなどでチャプターに設定したいシーンをプレビュー画面に表示させます。
一般的に、ストーリーの変わり目やテーマの区切り目などにチャプターを設定するとよいでしょう。
3.チャプターを設定します
ボタンをクリックします。
一覧にチャプターが追加されました。
2.3 の作業を繰り返し行い、任意のシーンにチャプターを設定しましょう。
チャプターが追加されたシーンには、
が表示されます。
また、シークバーの下部には、チャプターを設定した位置に自動的にマークが表示されます。
4.サムネイルをダブルクリックすると移動できます
チャプター一覧のサムネイルをダブルクリックすると・・・
そのシーンにジャンプできます。
条件を指定してチャプターを自動で設定する
時間・間隔・数を指定してチャプターを自動で設定することができます。
映像を確認しながらチャプターを設定するのが面倒な場合や、チャプターに設定したいシーンが特にない場合などは本機能で簡単に設定できるので便利です。
1. 編集メニュー画面を開きます
ボタンをクリックして、編集メニューを開きます。
編集メニューから
[高度なチャプター追加]
を選択します。
2. [高度なチャプター追加]画面が表示されます
チャプターの設定方法を選択します。
時間、間隔、数から選択することができます。
ここでは、
時間
を指定してチャプターを設定してみましょう。
3. 時間の設定を行います
@
[指定した時間にチャプターを追加する]
を選択します。
A
時間を指定します。ここでは、5:00.00(5分)とします。
B
[OK]
ボタンをクリックします。
チャプターを連続で設定したい場合は、追加オプションの
「
時間指定のチャプター追加は連続しておこなう」
にチェックを入れましょう。
[OK]ボタンが[追加]ボタンに変わります。時間を指定して、[追加]ボタンをクリックすると、クリップの編集画面に戻ることなく連続してチャプターを設定することができます。チャプターの設定が終わったら、チェックをはずして[OK]ボタンをクリック、または[キャンセル]ボタンでクリップの編集画面に戻ります。
4. クリップの編集画面に戻ります
指定した時間(5分の箇所)にチャプターが設定されました。
指定した時間とは異なる時間にチャプターが設定される場合があります。
詳しくは、
【設定した時間とチャプターの時間が一致しない?】
を参照ください。
[
指定した間隔でチャプターを自動追加する]を選択した場合
1分から60分間隔までを指定してチャプターを設定します。
[
指定した数のチャプターを一定間隔で自動追加する]を選択した場合
1から99個までの任意の数を指定してチャプターを設定します。
上記の項目を選択すると、追加オプションの
「
自動追加は現在選択されている範囲に対して実行する」
が選択可能になります。
チェックを入れると、クリップの編集画面で指定されている[開始点]〜[終了点]の範囲内にチャプターを自動で設定します。チェックを入れない場合は、範囲に関わらず、指定した間隔でチャプターを自動で設定します。
範囲を指定するには、
または
をドラッグして移動します。
[開始点]〜[終了点]の範囲が書き出し対象となります。(範囲外の映像は書き出されません)
以下の追加オプションは、基本的には、チェックしたままで問題ありません。必要に応じてチェックをはずしましょう。
「
自動追加は出来る限り I ピクチャに対して実行する」
I ピクチャへチャプターを設定するようにします。
「
自動追加は現在のチャプターをすべて削除してから実行する」
編集中のクリップに既にチャプターが存在する場合、既に設定されているチャプターをすべてクリアの状態にしてから、新たにチャプターを自動追加します。
「設定した時間とチャプターの時間が一致しない」へ